短期間で体重を落としたいなら!減量のプロ、「ボクサー」に学ぶダイエット法

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減量を頻繁に行うボクサー
ダイエットをするなら、ボクサーの減量法をモデルにするのがおすすめです。
ボクサーというのは、リングで闘いだけではありません。試合前の体重測定に向けて、減量という名の厳しい闘いをクリアしているのです。
ボクサーは体重によって出場する試合の階級が分けられているわけですが、大抵自分の現在の体重よりも軽い階級に出場するべく、日々努力しています。
減量をすると、自分のパワーやスタミナ、スピードの上昇が見込めるので、軽い階級への出場を目指しているというわけです。
そしてボクサーの減量法では、筋肉はしっかり保ちつつ、脂肪をいかにして落とすかが重要となってきます。
ボクサーに学ぶダイエット法
ボクサーは基本的に、年中減量をしているわけではありません。
普段は、しっかりと練習に励みながら、試合が近くなったら体重測定のために減量を短期的に行うのです。
試合後は減量の必要もなくなるため、通常の食事に戻すので、すぐに体重が戻ると言われています。
ですので、私たち一般の人たちがボクサーのような減量法を試すのは無茶ですし、無理があります。なので、ダイエットにボクサーの減量を取り入れて「生かす」ことが大切なポイントなのです。
ボクサー流の減量法を試すためのポイント
長期的な計画を立てる
まず、ダイエットを始める前に、しっかりと計画を立てましょう。
ボクサーは体重測定日から逆算して、それまでの摂取カロリーをしっかり計算し、日々の練習をおこなっていきます。
ダイエットも思い立ったからさあ始めよう!といきなり開始してしまうと、ゴールが見えずに挫折してしまいかねません。
ですので、3か月〜1年ほどの長期的な目標を立てるようにしましょう。短期間で大幅に体重を減らすのは、健康的とは言えないので、あくまでも長期的にダイエットをすると決めて、目標を立てるようにすることが大切です。
高い目標を立てる
ダイエットを継続するためのポイントは何と言っても「モチベーションの維持」にあります。
「とにかく痩せたい!」などの抽象的な理由で一念発起してしまうと、すぐに疲れて挫折してしまうことがあります。
ボクサーの人が日々練習しているのは、試合で勝つことを最大の目標としているわけですが、試合に出るためには、自分の理想の重量の階級に出場できなければなりません。
そのためには、体重測定の日までになんとしても減量しなければならず、それを目標に日々頑張って努力しているのです。
私たちのダイエットにもこれは実に重要なことで、突発的に「よし、ダイエットをしよう!」と始めるのではなく、「痩せたらあの服を着たい」などの痩せた後にしたいことなどを考えることで、モチベーションアップにつながります。
有酸素運動
ダイエットに効果的な方法の一つが、有酸素運動です。
有酸素運動は、体に効率的に酸素を補うことで、脂肪の燃焼を促すために有効な運動です。脂肪が多いことで体重が増えたり、見た目がぽよんと太って見える原因となるので、脂肪の燃焼はダイエットをする上で大きな課題となります。
ボクサーの人というのは、毎朝7〜8kmのジョギングをしている人が多いといいます。有酸素運動は効果的なものではありますが、空腹時にやることでより脂肪の燃焼効果がアップするとされているからです。
ただ、私たちが1日にボクサーの人と同様な距離を走ろうと思ったら、なかなか難しいしハードルが高いですよね。特に、運動が苦手な人はなおさら無茶だと思うでしょう。
運動が苦手だったりする場合には、少し距離を縮めたり、ウォーキングにしたりするなど工夫すればOKです。
筋トレを欠かさない
ダイエットには、有酸素運動と同様、筋トレなどの無酸素運動も欠かせないものです。
同じ体重なのに、なぜかあの人と私の体型は違って見える……なんて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
それは、たとえ体重が変わらなくても、筋肉が付いている人の方が体が引き締まっており、きれいに見えるからです。
また、筋トレをすることによってしっかり体に筋肉をつけることができるのですが、筋肉がつくと体の基礎代謝が上がり、痩せやすい体にもまります。
食事は低カロリー、高タンパク
ボクサーは筋トレや有酸素運動など、「運動」に重きを置いてトレーニングや減量を行なっていますが、食事の面では何も気を使っていないというわけではありません。
筋肉をつけるための一番の食事法では、タンパク質を多く摂ることです。もちろん、体重を落とすためにはカロリーを落とすことも大切ですが、それだけではいけません。
タンパク質は、筋肉を作るために欠かせない栄養素なので、しっかりとらないと基礎代謝が下がり、いくらカロリーを抑えても太りやすくなってしまうのです。
ですので、ダイエットのためには高タンパク低カロリーの食事を心がけましょう。
炭水化物を抜かない
ダイエットをするときに、炭水化物を抜いてしまう人がいますが、実はこれはNGなんです。
というのも、炭水化物は適量であれば体に必要な栄養素だからです。ボクサーの人も、減量中に炭水化物は抜かないとされています。
炭水化物は、脂肪を燃やすために必要なエネルギーとなるので、完全に抜くのはおすすめできないのです。
炭水化物をしっかりとって、運動をすることで、どんどん脂肪が燃えやすい体を作ることができます。
ただ、炭水化物を摂りすぎると余ったエネルギーが脂肪に変わりやすくなるので、夕食だけ炭水化物を抜く、などの方法が効果的と言えます。
水分はしっかり摂取する
ダイエット中食べ物だけでなく、水もあまり飲まない、という人もいるかもしれません。
ただ、水分はダイエット中にこそしっかり摂ってほしいものでもあります。
確かに、体のほとんどは水分ですので、水分を取らなければその分体重は減ります。しかし、脂肪などが一緒になくなるわけではなく、体内に残ってしまいます。
また、水分は体の循環や代謝などに働くものなので、水分が減ってしまうと、脂肪の燃焼もうまくいきません。
体の巡りも悪くなり、血液がドロドロになって脂肪の運搬も停滞してしまうので、水分はしっかり摂るようにしてください。
誰かと一緒にダイエットに励む
ボクサーの人は、一人で減量に立ち向かうわけではなく、トレーナーがついて行うことが多いとされています。
トレーナーのアドバイスなどを受けながら減量をしていくので、もし自分が減量できなければ、トレーナーの努力もフイにしてしまうことになるのです。そのため、より一層頑張らなければと思えますし、モチベーションも高まります。
私たちダイエットをする人にもそれは同様で、一人でやるよりも人と協力したり、競ったりしながら行うことで、ダイエットに対するモチベーションアップにつながるのです。
ボクサー流ダイエットで注意すべき点
過度な摂取制限はしない
ボクサーの人は、体重測定がが近くなると減量に力を入れ、数日前から水しか摂らなくなります。さらに、体重測定の前日には水すらもとらないと言われています。
しかし、私たちがこの方法を真似しようとしても、おそらく無謀です。ボクサーは試合に出ることが仕事であり、短期で体重を落とすためにこのような方法をとるわけですが、体への負担も大きいと言わざるをえません。
ましてや、日頃からボクサーのようなトレーニングを受けていない私たちがそのようなことをしてしまうと、体調不良などにつながってしまいます。
このような方法は参考にするだけにし、実践はしないようにしてください。
まとめ
いかがですか?ボクサーの減量法は、とても理にかなっているものが多いと言えます。ただ、向こうはプロなので、ダイエットとして取り入れる際には、少し軽減して行うのが成功の秘訣と言えるでしょう。