【更年期障害の症状とは?】セルフチェックで自己診断・対処法を解説!

最近体の調子が悪い。意味もなく気分が沈む。などの悩みを抱えている女性はいませんか?もしかしたらそれは更年期障害かもしれません。気が付かないだけで、他にも更年期の症状が現れているかも?さっそくチェックしていきましょう。
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更年期障害の症状一覧
さっそく、更年期障害の症状を一覧で解説していきます。最近体調がすぐれないな、気分が落ち込むなどの症状に悩んでいる女性はぜひ参考にしてみてくださいね。
ほてり・のぼせ
更年期障害の症状で最も多いといわれているのが「ほてり」や「のぼせ」です。最近暑がりになった。夏でもないのに暑いと感じることが多くなった。などに心当たりがある女性はもしかしたら更年期障害のほてりによるものかもしれません。
また、「汗が止まらなくなる」などの症状も更年期に見られるものなので自分の症状を今一度チェックしてみましょう。
頭痛
更年期に入り、頻繁に頭痛を感じるという女性はいませんか?「片頭痛かな」と自己判断してしまう女性が多いのですが、実は更年期障害によるものである可能性が高いのです。もともと片頭痛持ちの女性であったり、頭痛を引き起こしやすい女性の場合、症状が重くなってしまう可能性があります。
「最近頭痛が頻繁になった」「以前よりも頭の痛みが辛い」などに心当たりがある女性は更年期障害を疑った方がいいかもしれません。
肩こり
職業や生活習慣によっては、慢性的な肩こりに悩まされている女性がいるかもしれません。しかし、更年期に入ってから肩こりになった、という場合には更年期障害である可能性があります。
更年期に入ると血液が停滞しやすくなるため、肩こりを引き起こしやすくなります。
むくみ
更年期障害に多い症状として「むくみ」があります。血液の停滞によって足がパンパンに向くんでしまったり、水分が排出されにくくなって体全体がむくんでしまうことも少なくありません。
「むくみ」というと、なんとなく「足」のイメージがありますが、下半身全体や腕、さらに顔などもむくみやすくなるのが更年期特有のむくみの症状です。塩分の摂りすぎや水分の摂りすぎなどに心当たりがない女性は更年期によるものかもしれませんね。
イライラ
更年期障害の症状として非常に多いといわれているのが「イライラ」です。多くの女性が感じている症状で、更年期に入ると精神的に不安定な状態へと陥ります。些細なことでイライラしたり、意味もなく怒りっぽくなるだけでなく、気分が落ち込んだり、意味もなく悲しくなってしまうということもあるのです。
怒りの感情だけでなく「悲しみ」「不安感」などのマイナスな感情に振り回されてしまう女性が多いので、気分の浮き沈みが激しい女性は上手に自分と向き合う必要があります。
めまい
更年期に入り、めまいに悩まされるようになった女性はいませんか?そこまで多くの人が経験している症状ではありませんが、人によっては慢性的なめまいに悩まされていることもあります。
視界が回るようなめまいや車酔いのような感覚、さらに足のふらつきなどを感じる女性もいるのです。こうした症状が現れた際には安静にしておくことが大切。無理をせず、家事を手抜きしたり、仕事での休憩を多めにしたりしながら体調を優先してくださいね。
また、めまいやふらつきを感じているときに外出したり、車の運転をしたりするのは控えましょう。どうしても外出が必要な場合にはタクシーを呼ぶなどして安全な移動手段をとってくださいね。
耳鳴り
耳鳴りもめまい同様に、多くの人が経験している症状ではありません。しかし「キーン」という不快な耳鳴りに悩まされている女性は実際に存在します。更年期障害による症状の一つで、血液の停滞が原因で引き起こされる症状なのです。
深刻なケースは少なく、しばらくすると止まることがほとんど。しかし、長時間経過してもなかなか改善されない場合には一応病院を受診し、異常がないか検査してもらいましょう。
「つらい更年期障害…」症状を改善する対処法とは?
現在更年期障害の症状に悩まされている人にとって、更年期の症状を改善するのは辛いですよね。しかし更年期障害の症状を緩和することは可能です。以外にも手軽に実践できるのでぜひ参考にしてみましょう。
アロマを取り入れる
やさしい香りが多いアロマオイル。心癒されるので、アロマが好きな女性は多いですよね。しかし、アロマは良い香りがするだけでなく、体にも良い影響をもたらしてくれるのです。
アロマの中には「リラックス作用」「鎮痛作用」「血液の浄化」「ストレス解消」などの効果を持つものもあるので、更年期障害に悩む女性にはぜひ取り入れてほしいアイテムです。
更年期障害に良い影響をもたらしてくれるといわれているのは以下のアロマオイルです。
・ラベンダー
・カモミール
・ネロリ
・レモングラス
自分の好みの香りに合わせてチョイスすると良いでしょう。就寝前のリラックスタイムや、入浴中に取り入れたりするのがおすすめです。
大豆製品を摂取する
更年期障害の原因は主に、女性ホルモンの一つである「エストロゲンの減少」によるものです。そのため、自律神経が乱れるので更年期障害を発症してしまうのです。しかし、エストロゲンが減少してしまっても、「エストロゲンと同じような働きをする成分」を取り入れることで体調を改善できるといわれています。
それが、「大豆イソフラボン」なのです。納豆や豆乳、豆腐などに含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンと似た働きをすることから、更年期障害の緩和以外にも生理痛の緩和や女性ホルモンのバランス調節として多くの女性が摂取すべき成分です。
食生活の中にぜひ大豆製品を取り入れ、積極的に摂取していきましょう。
ストレッチ・有酸素運動
ストレッチや有酸素運動のような軽い運動には「自律神経を整える働き」があります。自律神経の乱れによって引き起こされる更年期障害を改善したいのであれば、自律神経を整えるのが一番の近道!
ウォーキングを習慣化したり、寝る前のストレッチを取り入れたりしながら、日常生活に上手に運動を取り入れていきましょう。
良質な睡眠をとる
最も手軽な方法でもあるのが「良質な睡眠をとる」というもの。寝不足になっている女性や、ついつい休みの日に寝すぎてしまう女性はいませんか?
良質な睡眠とは、適した時間に深い眠りが出来ていることを言います。そのため、寝不足であれば適した睡眠時間が確保できておらず、深い眠りができているとは言えません。また、長時間寝すぎてしまうのもNG。眠りが浅くなる傾向にあるので注意が必要です。
6~8時間の自分に適した時間を見つけ、毎日良質な睡眠をとるようにしましょう。良質な睡眠は自律神経のバランスを整えてくれるので更年期障害の改善には欠かせません。適した睡眠を習慣化させてくださいね。
まとめ
今回の記事を読んで、心当たりがあった項目があった女性はいるでしょうか?当てはまる項目が多くても少なくても、一つでも当てはまる項目があれば更年期障害である可能性があります。
更年期障害は女性であれば避けては通れない症状ではありますが、緩和したり対処したりすることは十分に可能です。本記事後半で紹介した「対処法」をよくチェックして、自分に合った更年期障害の対処法を実践していきましょう。
また、十分に休息し心身をリラックスさせてあげることも大切。たまに趣味に没頭したり、のんびり過ごしたりして上手に更年期障害と向き合ってくださいね。