【完全版】お肌のアンチエイジング!気になる”しわ”の原因と対策

目尻にある細かなしわにほうれい線…女性が老けて見られる一番の原因がしわですよね。
「できるものならアイロンで綺麗に伸ばしてしまいたい!!!」と思ってしまいますが、そんなことができるはずもなく、そのまま放置しておくとどんどんシワは深くなり、しかも増えてしまいます。イヤァァァァァァ…
そこで今回は、ViVi Newsライター@princhipesaが、しわができる原因は勿論、しわの種類やその対策までご紹介したいと思います。
しわの種類によって対策法が変わってくるので、種類を見極めるのが大切ですよ☆
目次をひらく( ✧Д✧) カッ!!
しわが出来てしまう4つの原因
女性が老けて見られる原因のワースト1として挙げられるしわですが、できてしまう原因は大きく分けると4つあります。
原因その1:紫外線による影響
「紫外線」と聞くと、真夏のギラギラ日差しを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は紫外線には2種類の波長があります。
真夏に降り注ぐ紫外線はシミを作り出す原因である「UV-B」、5月~7月に降り注ぐ紫外線はしわを作り出してしまう原因「UV-A」です。
UV-Aは強烈な波長で、窓ガラス等も突き抜けて、お肌を作り出す真皮層にまで届き、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンを変性し、しわを作り出してしまいます。
ちなみにこの紫外線の影響はこれ程までに出てしまいます⇓⇓⇓
【画像引用:http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1104059】
この画像の男性は、仕事の影響で左半分だけ数十年紫外線を浴びた結果、左右でこれ程まで老化の差が出ています。
紫外線がお肌に与える悪影響「光老化」について詳しくご紹介している記事があるので、是非併せてチェックしてください。
⇒【紫外線がお肌に与える悪影響「光老化」】についての記事はコチラ
原因その2:加齢によるお肌のターンオーバーの乱れ
年齢を重ねるとお肌の生まれ変わりのサイクルである「ターンオーバー」が乱れ、様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
皆さんは若い頃に比べると、けがをした時の治りが遅いと感じたことがありませんか?
ターンオーバーが正常であれば、約28日周期で新しいお肌が生まれて角質となって剥がれ落ちてくれるのですが、乱れてしまうと一周するのにかなりの日数を要してしまい、中には45日もの日数がかかってしまうというデータも出ています。
お肌のターンオーバーが乱れるとお肌の弾力が低下し、バリア機能が失われてお肌の水分が蒸発し、しわを深く刻んでしまうのです。
お肌のターンオーバーについて詳しくご紹介している記事があるので、こちらも是非併せてチェックしてくださいね♪
⇒【アンチエイジングの鍵「お肌のターンオーバー」】についての記事はコチラ
原因その3:室温や湿度の影響による乾燥
ガンガンに冷房や暖房の効いたお部屋や、湿度の低い季節は空気が乾燥してカラカラ。
お肌の水分を遠慮なく奪ってしまう為、しわの原因になります。
しわとは関係がありませんが、バリア機能が失われたお肌は水分が出て行って、空気中の有害物質等がお肌の中に入り、肌トラブルの原因となるので注意してくださいね。
原因その4:加齢によるホルモンバランスの乱れ
女性は月経周期と共に、体内ホルモンの分泌量が変わってきます。
女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)と、男性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つのホルモンがあります。
女性が妊娠しやすく体内に新しい生命を宿すのに必要不可欠なのですが、それぞれの働きによって美容に及ぼす変化も変わってきます。
女性ホルモンであるエストロゲンは、別名「美容ホルモン」とも言われており、お肌の水分量を保ってツヤや弾力を与え、髪のハリやコシを出してくれる働きがあります。生理の1週間後に、何もケアをしていないのにお肌の調子が良いのはこのエストロゲンのお陰なのです☆
加齢と共にホルモンバランスが崩れ、エストロゲンの働きが落ちてしまう為、しわをはじめとするお肌のエイジングサインが出やすくなってしまいます。
しわの種類を知っておこう!
「しわ」と一言でいっても、実は大きく分けると3種類のしわがあります。
この後それぞれの原因と対策を詳しくご紹介しますが、気になっているしわの種類を知ることで、より的確な改善法が分かりますよ♪
☑ 真皮ジワの特徴
|
☑ 小ジワの特徴
|
☑ 表情ジワの特徴
|
「真皮ジワ」の原因と対策
ほうれい線等をはじめとする、特に目立つ深いしわは「真皮ジワ」と呼ばれ、下の画像のように真皮層のコラーゲンやエラスチンの変性によるものです。
原因は「紫外線A波」や「加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少」で、真皮層からしっかりとした改善をしなくてはいけません。
真皮ジワを予防するには?
真皮ジワの予防で一番重要なのは「紫外線に当たらないようにする」というコト。
特に5~7月はしわの元となる紫外線A波が強くなるので、以下の様な対策を取ると効果的です。
|
「紫外線A波は強烈」と先ほどもご紹介しましたが、仮に晴れの日が紫外線A波100%だとすると、窓ガラス越しに80%、曇りの日でも50~60%、雨の日でも30%がお肌の真皮層まで届いてしまいます。
5月~7月の晴れている日だけではなく、年中通して紫外線対策をしましょう。
真皮ジワを改善するには?
出来てしまった真皮ジワを100%無くすのは少々難しいのですが、改善する事は可能です。
しわの原因が真皮層のコラーゲンやエラスチンの変性や減少なので、ここを補うのが大切です。
本気で取り掛かるならクリニックやエステ
本気でシワの対策をするならクリニックのレーザー治療が一番ですが、料金が高くなってしまう上にリスクも伴いますよね。コストやリスクを考えるなら、エステティックのフォトエステや、IPL方式の顔脱毛という手もあります。
特にエステティックのフォトエステで使用されているIPL光には、真皮層のコラーゲンやエラスチンの生成を活発にしてくれる働きがあるのでオススメ!
まだそこまで深くなっていないシワでお肌のトーンも上げたいなら、IPL方式の光脱毛をすると、ムダ毛の処理と美肌効果を同時に得る事が可能です♪
真皮層に有効的な化粧品成分
真皮ジワを改善するなら、真皮層をしっかりと潤して、変性してしまったコラーゲンやエラスチンを補う必要があります。
ただ、真皮層まで保湿をしてくれる化粧品はごくわずかで、成分等もしっかりとチェックしておくことが重要です。
|
特にお肌の奥に浸透しやすいようナノ化されていると更に◎!!
また、食事やサプリメント等で内側からケアをすることもとても大切です。
過去に老化の元となる「抗酸化」を抑える食品を紹介している記事があるので、是非併せてチェックしてくださいね♪
「小ジワ(ちりめんジワ)」の原因と対策
目の周りや口元にある、比較的細かいしわを「小ジワ」や「ちりめんジワ」と呼びます。
加齢や紫外線が主な原因である真皮ジワと違い、小ジワは乾燥が原因であることが多く、一時的に出ているケースがほとんどなので改善をすることも可能です。
ただし放置しておくとそのまま深いしわとなって残ってしまう事もあるので、見つけたら早めに対策をしましょう。
小ジワ(ちりめんジワ)を予防するには?
室内の湿度が乾燥しすぎないようにし、冷房や暖房が効きすぎた部屋には加湿器を置くなどしてお肌の乾燥をできる限り減らしましょう。
またお風呂上りや洗顔後はすぐにスキンケアをし、お肌の水分を逃がさない事も大切です。
小ジワ(ちりめんジワ)を改善するには?
保湿成分の高い基礎化粧品や、パック等で水分を高めてあげると効果を実感できます♪
特に有効な化粧品成分は以下の通りです。
|
お肌のトラブルを防ぐには、「正しいスキンケア」を始めるのが一番♪ 理想的なスキンケアの方法を紹介している記事があるので、是非併せてチェックしてくださいね♪
「表情ジワ」の原因と対策
表情や姿勢の癖が原因で出来てしまうしわを「表情ジワ」と言います。
笑った時の目元や口元だけではなく、眉毛を上げる癖や、眉間にしわを寄せる癖がある方も該当します。また姿勢が原因でお肌のたるみを引き起こすこともあります。
表情ジワを予防するには?
お肌の水分量をしっかりとキープし、滑らかな状態を保つように心がけましょう。
また、自分では気づかない表情や姿勢の癖があるかもしれないので、身近な人に指摘してもらって自覚をすることも重要です。
表情ジワを改善するには?
小ジワと同じく、保湿を徹底して表皮層を潤し、お肌の滑らかさを保つようにしましょう。姿勢が原因の方は整体や矯正、エクササイズをするのも有効と言えるでしょう。
しわの種類を見極める事が一番の近道!
いかがでしたか?同じしわといえども、3つのタイプに分類されるというコトが分かりましたね。
それぞれの原因や対策法、有効成分が違ってくるので、悩んでいるしわの種類を特定するのが一番の近道です。
徹底した保湿と紫外線対策をしていれば、しわに悩まされる事が激減します。数年後、マイナス10歳に見られるよう、今からケアをしておきましょう。