チョコレート好きほどきれいでスマートという真実~チョコレートダイエットで痩せる理由~

疲れたときに食べたくなるチョコレート。気分転換にチョコレートを口に入れると、その甘さがゆっくりと広がり、イライラした気分を消し去ってくれます。幸せな気持ちになれるチョコレートですが、実は、ダイエットするのに効果を発揮するのをご存じでしょうか。大好きなチョコレートで痩せられたら嬉しいですよね!
そこで、チョコレートダイエットについて、詳しくお伝えします。やり方を間違えて逆に太ってしまわないよう、正しい方法でチャレンジしてみてください。
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チョコレートを食べる人の方が痩せている事実
チョコレートを食べたら太る!
昔からこのように言われ続けてきたチョコレートですが、以下にご紹介する研究において、チョコレートを定期的に食べている人の方が、BMI値(体重÷身長の2乗)が低いという結果が出ています。
<研究内容>
調査対象 :20歳~85歳の成人1,000人
食べる頻度:平均週2回
運動 :3.6回
結果 :平均よりたくさんのチョコレートを食べている人の方が、BMIが低い傾向にある。
※参考
http://www.afpbb.com/articles/-/2867991?pid=8705158
2012年3月26日
American Medical Association(米国医師会)の内科専門誌「Archives of Internal Medicine(アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン)」
この研究結果からチョコレートを食べる人の方が痩せる傾向にあることがわかったわけですが、食べ方についての警告やアドバイスが研究に参加しなかった医師などから提案され、効果的な方法でチョコレートダイエットが生み出されたようです。
確かに、チョコレートバー1本で軽く200kcal以上摂取してしまうこともあり、この中には砂糖や飽和脂肪酸などが多量に含まれています。食べ方を間違えれば痩せるどころか肥満になってしまうのは明確。正しい食べ方で行うことが大切ですね。
どうしてチョコレートを食べると痩せる理由
★テオブロミンが食欲を抑える
チョコレートで痩せるためには、種類やタイプなどを選んで食べることが大切!どんなチョコレートを食べるのかによって、結果が大きく異なってしまうからです。
チョコレートの原料には、カカオの種をすりつぶしたカカオマス、カカオの脂肪分であるココアバター、砂糖、香料、ミルクなどが使用されていますが、痩せるためのポイントは、カカオが多く含まれているチョコレートを食べること。理想は70%以上のタイプがおすすめです。
痩せる理由は、カカオの苦味成分であるテオブロミンが食欲を抑えてくれるから。テオブロミンには血糖値を上げる作用があります。そのため、摂取すると満腹中枢が刺激されることで食欲が抑えられ、自然と食べる量が減るというわけです。摂取するカロリーが少なくなるので、結果的に痩せるということですね。
逆に、カカオが少なくて砂糖やミルクがたっぷり入ったチョコレートやホワイトチョコはNG!食べすぎると太ってしまうという残念な結果になってしまうので気をつけましょう。
なお、テオブロミンには、人をリラックスさせる効果もあるので、仕事中などイラッとしたときにもチョコを口に含んでみるとよいでしょう。
★チョコレートの脂肪分は太らない!?
チョコレートには脂肪分も含まれているため太るのでは?という疑問がわきますが、カカオバターの脂肪分は体脂肪になりにくいタイプなので、食べ過ぎなければ心配はいりません。
カカオバターには3種類の脂肪酸が含まれています。
※オレイン酸(不飽和脂肪酸)
酸化しやすい脂肪分で、心疾患、動脈硬化などの病気を予防したりコレステロールを調整(LDLコレステロールを減少させる)したりする効果もあります。
※ステアリン酸(飽和脂肪酸)
酸化しにくく体内に吸収されにくいため、体脂肪になりにくいタイプの脂肪です。肌を保湿する効果があります。
※パルミチン酸(飽和脂肪酸)
酸化しにくく、ビタミンAを安定させる効果があります。
脂肪酸は、上記のような効能がありますが、摂取しすぎると病気になるリスクが高まってしまいます。砂糖やミルクの摂り過ぎも太ってしまうため、以下にご紹介する正しい方法でチョコレートダイエットを行ってください。
チョコレートに含まれるポリフェノールにも痩せる効果あり!
チョコレートの原料「カカオマス」に含まれるテオブロミンが、ダイエットに効果的であることがわかりましたが、ポリフェノールにも痩せるための効能があります。それは、脂肪燃焼効果です。まさにダイエットの味方といえますね。
その他にも活性酸素を除去する抗酸化作用があるため、以下のような効能が期待できます。
・がん細胞の増殖を抑える。
・動脈硬化の進行を防ぐ。
・アレルギーを抑える。
・しわやシミができるのを抑える。
・ストレスの緩和・予防
痩せるだけでなく美肌にしてくれる効果もあるので、特に女性にとって嬉しいダイエット食といえます。
その他、チョコレートにはミネラルや食物繊維も豊富!便秘を予防し老廃物の排出も促してくれるので、健康にも最適な食べ物といえるでしょう。
チョコレートで痩せる正しい方法とは
★カカオの成分が多いものを選ぶ
先述したように、カカオ70%以上のタイプを選ぶことが大切です。パッケージに記載されていますので、確認しましょう。「チョコレート菓子」と表記されているものは、カカオの成分が低いタイプですので、「チョコレート」と表記されているものを選んでください。
また、「%」が高ければ高いほどダイエットの効果が高まりますが、その分どうしても苦味が強くなってしまいます。カカオ90%のチョコレートは、人にもよりますが甘みは全く感じられないはず。そのため、苦いのを我慢して食べても、結局は食べることが継続できなくなってしまいます。それでは意味がないので、数種類食べてみてある程度抵抗なく食べられる自分に合った含有率のものを見つけましょう。
★食前に食べると効果的
食欲を抑える効果があるチョコレートは、食前に食べるのが効果的です。血糖値を上昇させるには時間をかけて食べる必要があるため、直前に食べても効果は期待できません。20分くらい前からゆっくりと食べるようにしましょう。イライラしたときにチョコレートを食べたり、食間に小腹がすいたときにチョコレートを食べて他の菓子類は食べないようにしたりするのもおすすめです。
★1日50gに抑える
1日に50g程度食べるのがおすすめです。チョコレートは、カカオの「%」が高い苦いものもカロリーは高いため、これ以上食べるとカロリーの摂り過ぎになってしまうからです。たとえば、カカオが少なめの「明治ミルクチョコレート」は100gあたり562kcal。「明治チョコレート効果86%」は100gあたり609kcal。高カカオのチョコレートの方が、カロリーが高いということがわかります。そのため、食べすぎないようにすることがポイント!
食べる目安は板チョコ半分程度。これを3回に分けて食べるとよいでしょう。間食として食べるときも、一日のトータル量を越えないようにすることが大切です。
チョコレートは補佐的役割で
チョコレートそのものに痩せる成分が含まれているわけではないので、食べ過ぎは禁物!あくまでも適量(1日50g/1食あたり17g)を食前20分前からゆっくりと食べるようにしましょう。こうすることで食欲を抑えることができ、食事からのカロリー摂取を防ぐことができます。
また、ココアもカカオが原料となっているため、チョコレートの代わりに飲むと効果的。砂糖が入っていないタイプを購入しておくとよいですね。
ダイエットや緊張緩和に効果的なチョコレート。ダイエット中のイライラを解消してくれて、かつ自然に食欲を抑えてくれるので、空腹にイラつくことのない理想のダイエットが実現しそうです。ぜひ、試してみてください。
※チョコレートには老化の進行を抑制する効果も!気になる方はこちらの記事もご覧ください!