通うなら絶対ココ!良い歯医者の選び方12のポイント☆

初診で行く場合、「どこの歯科医院に行くべきかわからない……」と悩んだことはありませんか? ひとつの街に数多くある歯科医院。ネットの口コミや病院の外観だけでは、なかなかどの歯科医がいいか選ぶのは難しいですよね。しかし、ホームページを持っているか、電話をしたときの受付の対応など、押さえるべきポイントを押さえることで“ハズレ”の歯科医院を選ばずに済む可能性はグッと高まります。
そこで、この記事では良い歯医者の選び方を12のポイントにまとめてご紹介します。
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良い歯医者の条件とは?
歯科医院を決める前にチェックできること、そして実際に診察を受けたあとでチェックすべき点についてまとめました。
夜間や休日診療がある
仕事や家庭を持っていると、定期的に治療に行く場合は平日に時間を取りにくくなります。よって、平日午前と午後のみの診療ではなく、早朝や夜間そして休日診療を掲げている歯科医院は患者の事情を考えてくれている良い歯科医といえるでしょう。しかし、医師がひとりしかいないにも関わらず、連日診察を続けている医院は要注意です。本来受けるべき研修や学会にまったく参加していない、ずさんな歯科医かもしれません。
診療日程と在籍する歯科医師の人数をチェックしましょう。
ホームページがある
最近では、ほとんどの歯科医院がホームページを持っています。大切なのは、そのホームページ内に必要な情報が過不足なく掲載されているかどうかです。まず、院長自身の本名と略歴、治療項目は必須情報です。診療時間や休診日、アクセス情報もスムーズな診療のためには欠かせません。
親近感を持ってもらいやすくするため、院長の詳細なプロフィールを掲載する医院も少なくありません。逆に、情報が少なすぎるのは要注意です。ホームページに医院名と電話番号くらいしか載っていないような歯科医院は、あえて選ばない方が良いでしょう。
周りの口コミを参考に
ネットの口コミも良いですが、その口コミが書かれた日が随分前だったりすると、最新の情報がわからずに不安になることも多いかと思います。そういうときは、友人や同僚など身近な人たちに聞いてみましょう。歯科医に通う方は多いので、思わぬところで有益な口コミを教えてもらえる可能性は高いです。特に、悪い情報などは噂にのぼりやすいので、聞いてみて損はありません。一見さびれて見えた医院が、実は隠れた名医がいたりする場合もあります。
アクセスの良さ
本腰入れて治療を受けるとなると、どうしても複数回の通院が必要になるケースが多いでしょう。いくら評判が良い医院でも、あまりに遠かったり、交通の便が悪いと通う気が失せてしまいますよね。基本的なことではありますが、実際に通う場合に通いやすいかどうかは重要なチェック項目のひとつです。アクセスの良さと、診療時間がご自分のライフスタイルに合致するかを事前にチェックしておきましょう。
受付の応対は?
電話をかけた際の、受付の対応の良しあしも重要です。
予約の際や実際に医院で待つ時間など、もし相手がいつもピリピリしているような人だったら嫌気が差しますよね。患者を第一に考える医院であれば、患者との窓口といえる受付の教育には力を入れるはずです。スタッフの応対は、院長の性格や経営方針が反映されるものです。スタッフの態度が悪ければ、それは院長自身もそのレベルといっても過言ではありません。診察前に問い合わせの電話をした際、あまりに態度が悪い応対をされたならば、その医院は候補から外して問題ないでしょう。
予約したら待たされないか
ほぼすべての歯科医院は予約制です。一人ひとりの治療に充分な時間を設けて、医師が患者としっかり向き合うためのシステムであり、取りも直さず患者の時間を無駄にさせないことも重要な目的のひとつです。にもかかわらず、せっかく予約をしても前の方の治療が長引くなどして待たされたり、一回の診療時間が短くなってしまうケースは少なくありません。何度も続く場合、その医院は患者の時間を大切にしない不誠実な医院といわれても仕方ないでしょう。予約をしたなら、待ち時間はせいぜい5分~10分以内に留めてくれる医院が良い歯科医の条件です。
院内は清潔か
これは実際に行ってみないとわからないことではありますが、医院の外観や院内が清潔に保たれているかは重要です。歯科医に限らず、病院では血液や体液を扱う以上、減菌や殺菌には敏感に対処することが求められます。その管理がいい加減であれば、最悪の場合治療を通じて感染症の感染なども考えられるからです。とはいえ、治療器具の殺菌などは実際に見て確認するのは難しいでしょう。待合室やトイレが清潔か、スリッパの減菌処理がなされているかなどから、その医院の衛生管理をチェックしましょう。
歯科医の腕がいいか
こちらも実際に治療を受けてみないとわからないことかもしれません。が、医院に足を向ける前にホームページなどでチェックできることはあります。腕のいい歯科医師であれば、日進月歩する最新の歯科医療を学ぶべく、積極的に勉強を続けるはずです。開業してからも、まめに講演会や学会、勉強会に参加する医師は信用度が高くなるといえるでしょう。定期的に休診日を設ける医師は、勉強会などに参加している可能性が高いです。ホームページの更新情報をチェックしましょう。また、院長略歴に所属学会やスタディグループを記載している場合があるので、注意して見てみてください。その歯科医がどのような分野の治療を得意としているかも同時にわかってきます。
説明を充分してくれるか
ご自分の歯が今どのような状態なのか、そして今後どのようになっていくのか把握しておきたいですよね。そのためには、患部にどのような治療を行なうのか、事前に詳しく説明をしてくれる医師でなくてはなりません。いきなり説明もなく抜歯を行ない、「虫歯があったので抜きました」と事後報告するという乱暴な歯科医院も、残念ながらゼロとはいえないのです。
事前の電話だけでは確認できませんが、実際に治療に行ったときにこちらから詳しく聞いてみましょう。そこで説明を省いたり、面倒くさそうな態度をとるような医師であれば、良い歯科医とはいえません。予算や治療期間など、重要なことを気軽に相談できる充分にコミュニケーションをとれる医院を選びましょう。
予防歯科に取り組んでいるか
一昔前の歯科医の場合、すぐに歯を抜きたがるという医師も少なくありません。が、それは今では時代遅れの手法です。神経や歯を抜くことで、また新たなトラブルの原因になりうる可能性があります。現代では予防歯科医療が発達しているので、悪くなった歯を抜いておしまいではなく、トラブルの原因を究明した上で治療を施し、今後の患者の状態を良いものとして継続させるため、適宜指導をするまでが正しい歯科医療といえます。
医院で定期的に行なう歯石の除去や、患者自身で行なう日々のデンタルケアなどの予防歯科に重点を置いているかどうかも、良い歯科医か見極める重要なポイントのひとつです。
最新の設備を持っているか
治療のため、設備を整えているかどうかは見逃せないポイントです。医学と同様、医療設備も日進月歩であるため、多額の初期投資は必要となりますが、やはり最新の設備を持っている医院にはより高度な治療を期待できるといって良いでしょう。特に、ルーペやマイクロスコープなど肉眼では見えない部分もよく見える設備が入っていれば、より精緻な治療を受けられるはずです。最低限の医療設備が悪いとはいいませんが、患者のためを思うならば時流に合わせた設備を提供してくれるのが、良い歯科医の条件のひとつではないでしょうか。
院内の全体的な雰囲気はどうか
こればっかりは実際に行ってみないことにはわかりません。歯科医療にはチーム戦のようなイメージがあります。いくら医師本人の腕が良くても、歯科衛生士や歯科助手といったアシスタントとの連携が上手くいっていなければスムーズな治療には繋がりません。
スタッフ全員が責任感を強く持って、個々の役割をきちんと果たしているか。医師とのチームワークは万全か。スタッフ同士の仲が良さそうで、全体的な雰囲気が悪いものでないか。それらをチェックすれば、今後も通いたい歯科医院かどうかは自ずとハッキリするでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
良い歯医者の選び方12のポイントについてご紹介しました。まず、院内の清潔感は重要です。また、医師とはいえ人対人のことなので、相性の良しあしは見逃せません。事前に充分な説明をしてくれるか、応対が丁寧かどうかなど、安心して治療を任せられる医師を選びたいですね。上記のポイントをチェックすることで、ご自分にとって最良の歯医者を選ぶ一助になれば幸いです!