飲んで手軽にケアしよう!アンチエイジングに効果的なお茶12選

目次をひらく( ✧Д✧) カッ!!
アンチエイジングにはどんな方法がある?
年齢を重ねて、肌が若い頃と違ってきたと感じたら、「アンチエイジングをしなきゃ!」と考えますよね。しかし、アンチエイジングと言っても、何から初めていいのかわからなくて結局何もできていない……なんてこともあるでしょう。
具体的にアンチエイジングと言っても、どのようなことをすればいいのでしょうか。
紫外線を防ぐ
紫外線は、肌の老化の80%を占めるとも言われており、きちんと対策をしないとどんどん肌はダメージを受けて衰えていってしまいます。
紫外線を防ぐため最も効果的なのは日焼け止めを塗り、こまめに塗り直すことです。また、なるべく肌が日に当たらないように涼しい日には長袖で過ごしてみるなどの工夫も大切です。
保湿
加齢とともに、肌のハリや弾力、水分を保つためのコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産出量が減り、古くなったものは分解されるので、どんどん数を減らしてしまいます。その結果、弾力がなくなって肌がたるんでシワができたり、乾燥へとつながったりするのです。
乾燥や弾力の低下を防ぐためには、きちんと保湿をして、肌の潤い成分を補う必要があります。
酸化や糖化を防ぐ
肌老化の大きな原因ともなるのが、体の酸化や糖化です。ストレスが溜まったりタバコや飲酒、食品添加物などの摂取で体を守るための活性酸素が増えすぎると、逆に体の細胞が攻撃を受けて錆びついてしまうのが酸化と呼ばれる現象です。
また、血糖値が急上昇しやすい糖分などを頻繁に摂取することで体内がこげついてくすみなどの原因となってしまうことを糖化と呼びます。
酸化や糖化を防ぐためには、生活習慣や食生活を改める必要がありますが、抗酸化作用を保つ食品や抗糖化食品を摂るのも効果的です。
アンチエイジングにはお茶もおすすめ
アンチエイジングに様々な面で気をつける必要があることを紹介しましたが、体に栄養を補って酸化や糖化、紫外線のダメージと戦うためには、お茶に含まれる成分もおすすめです。
ということで、アンチエイジングに効果的なお茶を厳選して紹介します。
緑茶
緑茶は、日本人が昔から飲み続けてきたお茶であり、その作用は海外でも注目されています。
緑茶の中で老化防止に効果的なのはカテキンと呼ばれる成分で、抗酸化作用が高いので活性酸素による体の酸化を防止できます。また、飲むことで心身をリラックスさせる作用や、体臭を抑える作用もあります。
ただ、緑茶にはカフェインが含まれるので、飲み過ぎは体への負担となってしまいますし、覚醒作用があるので寝る前の飲用は避けたほうがいいでしょう。
ルイボスティー
ルイボスティーも近年注目されているお茶で、ニキビや肌荒れを防ぐ作用があるとして、美容に関心の高い女性の間で人気のお茶です。
高い抗酸化作用を持ち、酸化から体の細胞を守ることができる上、ノンカフェインなので子供や高齢の人も飲むことができます。
ごぼう茶
ごぼう茶は、独特で香ばしい香りを保つお茶で、体にいいとして健康志向の人に好まれているお茶です。
ごぼう茶にはサポニンという老化防止のために働く成分や、アンチエイジングに効果的なポリフェノールもたくさん含まれています。
また、デトックス作用があり便通の改善も期待できるため、便秘に悩みがちな女性の味方とも言えるお茶です。
さらに、食事と一緒に摂取することで糖分の吸収も穏やかにしてくれるので、継続して飲み続ければ体の糖化防止に効果的に働きます。
黒豆茶
黒豆茶には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンやイソフラボンが豊富で、老化防止に効果的なお茶とされています。
イソフラボンは生理不順の改善や、美肌効果、乳がんの予防など、女性の体には嬉しい作用ばかりなので、積極的に摂取するといいでしょう。
また、脂肪の吸収も抑えるので、脂っこい食事などのお供に飲めば、ダイエット効果も期待できます。
ローズヒップティー
少し酸味のある味わいが特徴のローズヒップティーは、ビタミンEやカルシウム、鉄分や食物繊維が豊富なので、健康な体へと導いてくれます。
ちなみにローズヒップティーに含まれるビタミンEは玄米の14倍とも言われており、抗酸化作用もあるので体内で活性酸素の働きも抑制します。
また、美肌作用もあるので、日焼けをした後のアフターケアとして飲んでもいいでしょう。
あずき茶
あずき茶は、黒豆茶同様アントシアニンなどのポリフェノールや、ミネラルも豊富に含まれています。
新陳代謝がアップするので痩せやすい体づくりにも効果的ですし、血液をサラサラにする作用や免疫力をあげる働きもあるので健康的な体を保つためにはぜひ飲みたいお茶です。
また、あずき茶に含まれるカリウムにはむくみ防止作用もあるので、肌がパンパンにむくむという悩みを持っている人にもおすすめです。
柿の葉茶
柿の葉を使った柿の葉茶にはビタミンCが豊富で、その量はビタミンCが豊富とされる約20倍とも言われるほどです。
また、血圧を下げるためのカキタンニンという成分も含まれているので、高血圧の人は日常的に飲むといいでしょう。
玉ねぎ茶
玉ねぎには血液をサラサラにするなどの働きがありますが、茶色い皮の部分には抗酸化作用の高いケルセチンという成分が含まれています。
食べる白い部分にもケルセチンはありますが、皮の方がその量は30倍と言われているので、皮を使った玉ねぎ茶の方がおすすめです。
カモミールティー
カモミールティーは安眠やリラックス作用があるので、寝る前に睡眠導入剤のように使用すると良い眠りを得ることができる言われています。
そんなカモミールティーにはアピゲニンという成分を含んでおり、抗酸化作用が高いと言われています。また、抗糖化作用も認められているので、アンチエイジングには効果的なお茶なのです。
ユーカリ茶
ユーカリは爽やかな香りが魅力の葉っぱですが、これをお茶にすると、葉の部分に含まれる抗酸化物質SODというものを摂取することができるので、体の酸化防止に効果的です。
また、クロロフィルという成分も含んでおり、毒素を排出する働きもあります。
紅花茶
紅花茶は、抗酸化作用を持ち、若返りビタミンとも言われるビタミンEを豊富に含んでいるため、アンチエイジングに効果的なお茶です。
また、乳がんなどの婦人病を予防したり、女性が悩みがちな冷え性の改善にも働きます。
玄米茶
体にいいと言われる玄米ですが、玄米と緑茶をミックスにして作られた玄米茶も非常に健康的な飲み物です。
成分としてあ抗酸化作用のあるタンニンを含んでいて老化防止に効果的ですし、香りもいいので好んで飲む人も多くいます。
飲む際の注意点
アンチエイジングに効果的なお茶を紹介しましたが、これらはただ飲めばいいというわけではありません。
飲み方や飲むタイミングも大切なので、適した飲み方を心がけてください。
性質によって使い分けを
お茶には、カフェインが含まれるものと含まれないものがあります。カフェインは取りすぎると体に負担となることもあるので、たくさん飲めばいいというわけではありません。
また、カフェインには覚醒作用があるため、寝る前に飲むと眠れなくなることがあるので注意が必要です。
ホットがおすすめ
お茶を飲むときには、なるべくホットで飲むようにしましょう。
冷たい飲み物はいくら成分がよくても体を冷やし、血行が悪くなったり体がむくみやすくなったりしてしまいます。
逆に温かいお茶は、体を温めて体温をあげることで、代謝を促進するので、血行をよくして冷え性を改善できます。
選び方にも注意
「たかがお茶」と思うかもしれませんが、お茶を選ぶときには、その品質にも気をつけましょう。
選び方のポイントとしては、有機栽培や自然栽培の茶葉を使っているものは、体にダイレクトに成分を働かせることができます。
また、市販のものには保存料などが含まれている場合があるので、心配なら自宅で作るようにするといいでしょう。
まとめ
いかがですか?お茶には様々な種類があり、それぞれ含有成分や体への作用も違います。自分にはどのような作用がいいのかを考えて、ぴったりのお茶を選ぶようにしてください。