今日からミニトマトでアンチエイジング!実はトマトよりも栄養豊富♪おすすめサラダレシピも公開します!

お弁当やサラダのいろどりにチョンと入れるためのもの!というイメージがあるミニトマト。確かにかわいらしくて赤い色が食欲をそそるので、脇役として重宝しますよね。トマトそのものを味わうなら普通の大きなトマトを食べるという人も多いかと思いますが、トマトよりもミニトマトの方が、1倍~2倍も多くの栄養を含んでいるので、健康や美容のことを考えるとミニトマトがおすすめ!そこで、ミニトマトを食べるメリットと、おすすめサラダレシピをご紹介します。
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■ミニトマトはトマトとどう違うの?
ミニトマトとトマトの栄養成分は同じですが、含まれている量が違います。ミニトマト100gとトマト100gに含まれるそれぞれの栄養成分がどれくらい違うのか、成分ごとにまとめてみました。
★βカロテン
ミニトマト ⇒960μg
トマト ⇒540μg
ミニトマトの方が、1.8倍ものβカロテンを含んでいます。
このβカロテンは、動物、植物に含まれる色素で、体内に入ると3分の1が小腸で吸収され、強い抗酸化作用を発揮します。その結果、細胞が活性化し動脈硬化やがんを予防したり老化の進行を抑えたりする効果が期待できます。
また、残りの3分の2はビタミンAに変わる特徴をもっているため、ビタミンAとしての効果も発揮します。
・認知症を予防する。
・免疫力をアップする。
・肌荒れを防ぐ。
・粘膜を強くする。
・風邪を予防する。
・抗酸化作用によりがんを予防する。など
このように、アンチエイジングやがん予防効果が期待できるβカロテンをより多く含むミニトマトは、できるだけ毎日積極的に食べるようにしましょう。
★鉄
ミニトマト ⇒0.2mg
トマト ⇒0.4mg
ミニトマトの方が、2.0倍もの鉄を含んでいます。この鉄は、人間の体にとってとても大切な栄養素。呼吸で取り入れた酸素を全身に運ぶ役目を果たしており、不足すると頭痛、めまい、肩こり、抜け毛など体にさまざまな不調が起こるようになります。女性の場合、月経で多くの鉄が失われてしまうため、積極的に摂取する必要があります。
★食物繊維
ミニトマト ⇒1.4g
トマト ⇒1.0g
ミニトマトの方が、1.4倍もの食物繊維を含んでいます。この食物繊維が不足すると便秘になりがちになるというのは多くの方がご存じかと思いますが、その他にもコレステロールや胆汁酸などを体外に排出したり、糖質の吸収をゆるやかにしたりする働きがあります。また、よく噛むようになることから、顎を発達させたり歯並びを美しくしたりする効果もあります。
★たんぱく質
ミニトマト ⇒1.1g
トマト ⇒0.7g
ミニトマトの方が、1.5倍ものたんぱく質を含んでいます。このたんぱく質が不足すると、年齢に関係なく、健康上のさまざまな問題を引き起こします。筋肉が少なくなってしまうため、基礎代謝の量が低下することでメタボリックシンドロームになりやすく、心筋梗塞高血圧、糖尿病などを招いてしまうことも…。そんなことにならないよう、ミニトマトを含む普段の食事から積極的に摂取するようにしましょう。
★カリウム
ミニトマト ⇒290mg
トマト ⇒210mg
ミニトマトの方が、1.5倍ものカリウムを含んでいます。このカリウムは、ナトリウムを排出する効果があり血圧を下げる作用がある大切な栄養素で、不足しないように気をつける必要があるミネラルです。水溶性なので水にさらすと溶け出てしまうため、茹でたときは煮汁と一緒に食べる、また生のミニトマトを毎日食べることでカリウム欠乏を防ぐことができます。お水と一緒に食べるのもポイント!ただし、腎臓の機能が低下している人は、血中カリウム濃度が高くなってしまう可能性があるため、カリウム摂取を控える必要があります。
★カルシウム
ミニトマト ⇒12mg
トマト ⇒7mg
ミニトマトの方が、1.5倍ものカリシウムを含んでいます。このカルシウムは、丈夫な骨と歯をつくるのに必要な栄養素として有名ですが、それ以外にもストレスを沈めたり、イオンバランスを正常に保ったり、心筋の機能を正常に保ったりするなどさまざまな役割を果たします。大切なミネラルでもあるため、積極的に摂取したいものです。
上記以外にも、ミニトマトにはビタミンC、ビタミンE、後述するリコピンなどがバランスよく含まれていますので、健康効果、アンチエイジング効果が期待できる野菜のひとつであるといえるでしょう。
■ミニトマトに含まれるリコピンが持つ絶大な魅力とは?
ミニトマトに含まれている栄養素をご紹介しましたが、忘れてはならないのがリコピンです。トマトは赤い色をしていますが、この赤い色は、リコピンの色。カルテノイドの一種で、最近特に注目されています。このリコピンには計り知れないパワーがあり、まだ解明されていない要素もあるのだとか。
特にお伝えしたいのが、老化を遅らせガンを予防する抗酸化作用を持っていること。人の体は、酸化することで老化が進んだり生活習慣病を引き起こしたりしますが、抗酸化作用のあるリコピンを摂り入れることでこの酸化を抑制することができます。
先述したβカロテンにも抗酸化作用はありますが、リコピンはその2倍、またビタミンEと比較すると100倍もの力があるため、毎日取り入れていきたい食材といえます。
■ミニトマトでアンチエイジング&がん予防!がん予防効果が高い簡単ミニトマトサラダレシピ
リコピン、βカロテンなどが豊富なミニトマト。彩もきれいなので、サラダに加えて毎日美味しく食べませんか?特にアンチエイジング効果、がん予防効果のある野菜を含んだサラダレシピをご紹介します。
<おすすめ野菜はこちら>
★大豆
イソフラボンを含む大豆は、乳がん、前立腺などのがんを予防し、美肌にしたり骨を丈夫にしたりします。
★キャベツ
βカロテン、ビタミンCを多く含んでいるので抗酸化作用が期待でき、さらにイソチオシアネートという成分が、発がん物質が活性化するのを防止したり、発がん物質を無害化します。
★ブロッコリー
βカロテン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどが多く含まれているので、抗酸化作用が期待できます。また、シミやそばかすも防いでくれます。キャベツ同様にイソチオシアネートも含んでいます。
★かいわれ大根
辛み成分のイソチオシアネートには抗酸化作用があるのでがん予防効果が期待できます。また、フィトケミカルという珍しい栄養素が、病気を予防し肌にうるおいをもたらし、ビタミンCががん予防、美肌づくりに作用します。
★にんじん
βカロテンが100gあたり8600μgも豊富に含まれている食材。ビタミンA、ビタミンCも豊富なので、美肌づくりにもおすすめです。
★たまねぎ
ケルセチンというポリフェノール成分が含まれているたまねぎ。この成分は、外皮に多く含まれ、抗酸化作用があることで有名。がん、老化などを予防します。また、脂肪の吸収を抑制する作用も期待できますので、ダイエットにもおすすめです。
<用意するサラダの食材>
・ミニトマト
・水煮大豆
・キャベツ
・ブロッコリー
・かいわれ大根
その他、お好みの野菜
<ドレッシング>
にんじんドレッシング(4人分)
・にんじん 2本
・玉ねぎ 1/2個
・オリーブオイル 100ml
・塩 少々
・てんさい糖 大さじ4
・りんご酢 100ml
・しょうゆ 100ml(お好みで調整)
・みりん 大さじ2
<つくり方>
★野菜の準備
サラダにする野菜を洗い、生のままお好みの大きさに切ります。
ブロッコリーも生がおすすめ!小房の部分をドレッシングが混ざりやすい大きさに切ります。(苦手な方はレンジでチンしてください)
ただし、太い茎の部分はレンジでチンするか、別の料理に使うようにしてください。
★ドレッシングをつくる
1.にんじんは皮をむいて、摺り下ろします。フードプロセッサーでもOK!
2.たまねぎも摺り下ろします。
3.調味料を全て合わせよく混ぜます。
4.1のにんじん、2のたまねぎ、3の調味料を合わせてよく混ぜます。
■まとめ
アンチエイジング、がん予防効果に優れたミニトマト。トマトももちろん体によい食材ですが、小量でより多くの栄養素を摂取するならやはりミニトマトのほうがおすすめ!見た目もかわいく洗うだけですぐに口にできるので食べやすいのもいいですね。
このミニトマトを使ったサラダを、ぜひ食卓に用意してみてくださいね。
>>>ミニトマトを使ったスムージーメニューについてはこちらに書いてあります。